ふんふんニュース

2015.4.1ニュース

私たちは忘れない3・11


ふんふんでは、震災の年から毎年「東日本大震災復興支援コンサート」を開催している。もり・けんの厚い思いに共鳴した音楽家が、今年も3月11日(水)に集まり、得意の曲を披露した。
 トップバッターは「みゆき&父バンド」。歌手のみゆきさんの故郷は福島県相馬市で、4年前の地震の津波によって友達も家族も流されたと話しのあと、復興の歌「空が空あるように」を歌い終えたところで、ちょど地震発生の14時46分。
全員で黙とうをしたあと、大正琴、三味線、ギターデュオ、ヴァイオリン、ジャズピアノ、声楽、絵本の読み語りなどの披露が続き、どれもレクイエムに聞こえた。特に「相馬盆唄」など東北の民謡が深く心に染みた。

コンサートの後半は、ハーモニカやピアノの演奏で、童謡や唱歌などを皆で歌い、亡くなった人たちを悼み、最後は宮城県仙台市の寺門隆弘さん作詞作曲の阪神淡路大震災・東日本大震災被災者への鎮魂歌「おやすみなさい」を全員で合唱して、7時間にわたる3・11のコンサートを終えた。
 なお、コンサートで集まった支援金40,920円は、「東北地方太平洋沖地震復興支援ネットワーク淡路島」を通じて、宮城県へ届けられることになっている。