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童謡の伝道師として海外でも大活躍の「ふんふん」の監修・アドバイザーのもり・けんさんです。

もり・けん プロフィール

1951年大阪市生まれ。
長年勤めた幼児教育出版社を
43歳で退社し、モンゴルに渡る。

自然に添うように生きる遊牧の暮らしを学び帰国。以後モンゴルの正しい理解と亡くしてしまった日本の心を取り戻せと訴え続ける。

日本の童謡の普及のため、作詞(新しい童謡の創作)、演奏(昔からある良い童謡の伝承)の両面で展開、全国各地を講演、ハーモニカによるコンサート活動は海外にも及びモンゴルを始めロシア、中国、北欧のフィンランドやスウェーデンなどの子供たちとも交流している。

文部科学省の財団法人すぎのこ文化振興財団の環境ミュージカル「緑の星」をはじめビクター「ふしぎの国のアリス」などを発表、絵本、童話、童謡など子供のための創作活動をしている。

現在、日本音楽著作権協会会員、日本童謡協会会員、詩人、ミュージカル作家、作詞家、ハーモニカ奏者。梅花女子大学、朝日カルチャーセンター、読売文化センター、ヤマハ音楽教室などの講師を勤める。

もり・けんとモンゴル

「私たちは人間は、そこへ行かせてもらって自然の息吹を体で感じればいい。遊牧の民は自然に逆らおうとは思っていない。ただ自然の大きな流れにゆったり自分を置いている。うーん、それがいいのだ。」
私は1995年の旅行記の前書きにこう書いた。モンゴルには、草原しかないと思っている人が多いが森林だって、湖だってある。それが全て360度の大パノラマで、おまけに夜には天から降り注ぐような満天の星が瞬き、流れる。

遊牧の民は水が流れたまま出来た川の近くに、ゲルと呼ばれる天幕を組んで馬や羊たちと暮らしている。子どもは水を汲みに川まで何回も往復する。「もっと川の近くにゲルを組んだら楽じゃないの?」とつまらぬ問いを投げかけた私に長老は答えた。「川のそばに人間が陣取ったら、動物たちや鳥や他の生き物が寄れなくなる。川はみんなのものだ」私はハッとした。忘れていた何かがそこにはある。だから、私は又、友を誘ってモンゴルへと旅立ってしまうのだ。

もり・けん ホームページ
http://www1.linkclub.or.jp/~mori-ken/

もり・けんの童謡ラヂオ
http://www.sound-effect.co.jp/radiodata/moriken/top.html

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