童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

とんぼの眼鏡

2016.2.28新着とんぼの眼鏡

笑う「顔」には福来る

言葉は、使い方により、プラスにもマイナスにもなる不思議で便利なもの。
そんなつもりではなかったのに傷つけてしまったり、ついつい言い過ぎてしまったり。反対に、辛い気持ちを慰めたり励ましたりするのも言葉の力。言葉があることで、思いを伝え、心を通わすことができるのですから、大切なのは、心をのせて贈る気持ち。これは自分にも言い聞かせています。

言葉の力は大きいものですが、笑顔が加わると、より心に響くものになると感じます。
「笑う門には福来る」だけでなく、「笑う顔には福来る」。笑顔には、プラスを引き寄せ、災いから守る「魔除け」の力があると言われます。苦しい時こそ、まず笑顔。笑顔には、心をフラットにし、冷静な思考ができるよう整える作用があります。表情を優しくし、相手に若々しい印象を与えます。同時に、人を惹きつけ、安心感を与えます。さらに、鎮静作用にやる気スイッチに…と様々な笑顔の効用を知ると、もうこれは使うしかありません(笑)。

「一日一善」も大切ですが、「一日一笑」も是非取り入れたいもの。一度笑えば幸せが一つ増える「一笑一幸」、笑えばその分だけ若返る「一笑一若」など、笑う効果はいっぱい!

「鬼は外、福は内」の言葉とともに厄を払うように、日々を笑顔で過ごすことで、災いをはねのけ、周りをにこやかなプラスの空気で包みたいものです。

文/坪内美樹
兵庫県生まれ。神戸大学教育学部卒業後、大阪書籍株式会社に入社。
単行本の企画・編集および小・中学生用の道徳副読本の編集に携わる。

独立後、フリーのトーキング・プランナーとして書籍や社内報の企画・編集、 NHK「くらしの経済」「ちょっといい旅」等のTV番組リポーター、 ABC「探偵!ナイトスクープ」「クイズ仕事人」等のTV番組制作ブレーンを務める。
現在は、コミュニケーションをテーマとし、講師・司会・コーディネーターなどで活動中。

自身の出身地・兵庫県豊岡市日高町の「兵庫ひだか名誉大使」を務める。
独立行政法人文化財研究所外部評価委員(平成12年度~17年度)

◆坪内美樹のGood Luckブログ
http://ameblo.jp/ukiukiwakuwaku-smile/