童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

とんぼの眼鏡

2018.03.04新着とんぼの眼鏡

笑顔の春になあれ

 前を向いて進むことをモットーとしていますが、時に立ち止まり、振り返ることも必要だと感じます。それは、自分の立ち位置を確認する作業。
「あっ、まだこれができていない」
「いついつまでに、これをしておかなきゃ」
 それぞれの用件の「今」を確認することで、自分の時間の使い方を図ることができます。

 以前にもご紹介したことがありますが、娘の通う中高一貫校では、毎日のスケジュールと1週間のスケジュールを、全員が必ず書かされます。もちろん、それができたかどうかのチェックもしなくてはならず、けっこうキビシイ。でも、この作業、仕事のスケジューリングに繋がるので、学生のうちから習慣にしておくと、役立つなあと思っていました。
 
 娘は最初からきっちりしていたわけではないのですが、さすがに大学受験に向けてスイッチが入った後は、ちゃんと活用した様子。試しに見せてもらうと、その日にやるべき内容が、各教科ごとに書き込まれ、できたら線で消していく。目標に向かって、一つ一つ積み上げていく地道な努力。考えただけで頭がクラクラしますが、いつの間にか、そんなことができるようになったのだなあと、ちょっと感心。

 2月に行われた平昌オリンピックでも感じましたが、自分を信じて努力する人には、花開く日がやってきます。人が見ていてもいなくても、愚直なくらい練習に練習を積み重ねる…それがあるからこそ、本番で力を発揮し、いい結果を引き寄せるのだと思います。

 娘も、娘の友人たちも、この3月に卒業を迎え、進路が決まります。
「今まで、学校に行けば当たり前に会えた友だちや先生と、今度からは、会うのに理由がいるようになるんだね」
 娘の言った何気ない言葉に、心をつかまれました。
 いつまでも同じではいられないからこそ、その時を大事にしたい、そして怖がらずに変化を楽しみたいと思います。 
 努力の花咲く笑顔の春は、もうそこまで来ていると信じて。

文/坪内美樹
兵庫県生まれ。神戸大学教育学部卒業後、大阪書籍株式会社に入社。
単行本の企画・編集および小・中学生用の道徳副読本の編集に携わる。

独立後、フリーのトーキング・プランナーとして書籍や社内報の企画・編集、 NHK「くらしの経済」「ちょっといい旅」等のTV番組リポーター、 ABC「探偵!ナイトスクープ」「クイズ仕事人」等のTV番組制作ブレーンを務める。
現在は、コミュニケーションをテーマとし、講師・司会・コーディネーターなどで活動中。

自身の出身地・兵庫県豊岡市日高町の「兵庫ひだか名誉大使」を務める。
独立行政法人文化財研究所外部評価委員(平成12年度~17年度)

◆坪内美樹のGood Luckブログ
http://ameblo.jp/ukiukiwakuwaku-smile/

◆「ミラサポ」サイトインタビュー記事
https://www.mirasapo.jp/features/profit/instructor/handbook_02.html