童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

今月の童謡

2020.9.1新着今月の童謡

森の水車

森の水車
清水みのる 米山正夫
一 緑の森の彼方から
陽気な歌が聞こえましょう
あれは水車のまわる音
耳をすましてお聞きなさい
※ コトコトコットン コトコトコットン
ファミレドシドレミファ
コトコトコットン コトコトコットン
仕事にはげみましょう
コトコトコットン コトコトコットン
いつの日か楽しい春がやってくる

二 雨の降る日も風の日も
森の水車は休みなく
粉ひき臼の拍子とり
愉快に歌を続けます
※繰り返し

三 もしもあなたが怠けたり
遊んでいたくなったとき
森の水車の歌声を
一人静かにお聞きなさい
※繰り返し

荒城の月
『森の水車』は、1942(昭和17)年9月、映画女優・高峰秀子の歌でポリドール(当時は大東亜レコード)からレコードが発売されました。しかし、戦時にふさわしくないという理由で、発売からわずか4日後に発禁処分を受けてしまいました。
 1941(昭和16)年の初め頃までは、かろうじて洋楽や洋楽風の歌謡曲が発売できましたが、その後は検閲がいっそう厳しくなり、軍歌や戦時歌謡一色の時代になっていったのです。
戦後になって、1949(昭和24)年4月から始まったNHKラジオのバラエティ番組『陽気な喫茶店』で毎回歌われ、『森の水車』は一気に全国に広まっていきました。
歌唱の荒井恵子は、3月に「のど自慢全国コンクール優勝大会」で優勝して、NHKの専属歌手になったばかりの人でした。
 1951(昭和26)年8月、レコードとして発売。作曲者の米山正夫が日本コロムビア専属だったため、発売元は日本コロムビアで、歌ったのは同社専属の並木路子でした。

  今月の童謡を皆さんで歌ってください。園、学校、グループでの歌唱、演奏の様子を映像で送っていただけますでしょうか

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