童謡伝道マガジン「ふんふん」H・U・N企画

今月の童謡

2022.1.1新着今月の童謡

六甲おろし

六甲おろし
佐藤惣之助 古関裕而
一 六甲颪(おろし)に 颯爽(さっそう)と
蒼天翔ける 日輪の
青春の覇気 美(うるわ)しく
輝く我が名ぞ 阪神タイガース
オウ オウ オウオウ 阪神タイガース
フレ フレフレフレ

二 闘志溌剌(はつらつ) 起つや今
熱血既に 敵を衝く
獣王の意気 高らかに
無敵の我等ぞ 阪神タイガース
オウ オウ オウオウ 阪神タイガース
フレ フレフレフレ

三 鉄腕強打幾千度(いくちた)び
鍛えてここに 甲子園
勝利に燃ゆる 栄冠は
輝く我等ぞ 阪神タイガース
オウ オウ オウオウ 阪神タイガース
フレ フレフレフレ

※ 1936年発表「大阪タイガースの歌」を、1961年球団名変更で改題。

六甲おろし
  もともと「寅」の文字の意味は、「つつしむ、家の中でからだをまっすぐにのばして、いずまいを正すこと」だそうです。「寅」の文字は、意味を表す部分と音を表す部分などを組み合わせて作られた「会意兼象形文字」で、動物の虎とは全く関係なかったのです。(引用元:加藤迪男著『十二支の話題事典』
、東京堂出版)
 干支を表す文字は、最初にできたときには、年月日など暦や時間を表す一種の順序記号でした。しかし、のちに庶民が利用する上で覚えやすくするために、身近な動物を干支の漢字に当てはめたのです。確かに、「寅」は「家の中でからだをまっすぐにのばして、いずまいを正すこと」なんて言われてもピンときませんね。「猛獣のトラのことと覚えてください」と言われたほうがわかりやすですね。
 では、なぜ「寅」の文字に動物の「虎」を当てたかというと、「寅」の文字に「慎み」や「油断しない」という意味があるので、「この文字は油断しちゃいけないって意味があったなあ、そうだ! だったら猛獣の虎にしよう!」ってな感じで、昔の人はテキトー?に動物に決めたのでしょう。
 では、なぜ寅にトラを当てはめたのだろう。はっきりしたことはわかりませんが、寅の文字には、ツツシミ、イマシメ、ユダンシナイという意味もあったから、人間が警戒して恐れている猛獣のトラを当てはめたのだろうと言われています。
 だから、「寅」の字には、トラという意味はもともとなく、ただ寅の字にトラを当てはめただけということだそうです。わかりますか?
今月の童謡を皆さんで歌ってください。園、学校、グループでの歌唱、演奏の様子を映像で送っていただけますでしょうか

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